ITサービスマネジメント 事例に学ぶ実践の秘訣(特定非営利活動法人 itSMF Japan)|翔泳社の本
  1. ホーム >
  2. 書籍 >
  3. ITサービスマネジメント 事例に学ぶ実践の秘訣

ITサービスマネジメント 事例に学ぶ実践の秘訣


形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798132563
定価:
2,420(本体2,200円+税10%)
仕様:
A5・224ページ
カテゴリ:
開発管理
キーワード:
#開発環境,#開発手法,#プログラミング,#システム運用
紙の書籍

事例から学ぶITサービスマネジメント実践の秘訣

Webサービスやスマートデバイスの普及に伴い、ITサービスマネジメントの重要性は日々高まり続けています。また、ITサービスを迅速に提供する目的のもと、“DevOps”といった開発と運用を融合するような視点からも注目を集めています。ITサービスマネジメントを学ぶ人口が年々増えており、その職種も多岐にわたるようになってきました。今後は、その学んだ知識をいかに実践し、現場に生かしていくかが求められています。

本書は、ITサービスマネジメントのフレームワークやベストプラクティスを、いかにして導入すればよいか、現場視点で解説した書籍です。実際の導入事例を通して、どのような点に注意し、どういったことに取り組めばよいか、読者の活動指針が得られる内容になっています。

第1部 フレームワークとの付き合い方

第1章 フレームワークとは何か

1.1 フレームワークとフレームワーク・フォレスト
1.2 ITSM関連のフレームワーク
1.3 フレームワークの起源と構成要素

第2章 なぜフレームワークと付き合わなければならないか

2.1 我々のビジネスを取り巻く環境とフレームワーク
2.2 ITILというフレームワーク
2.3 フレームワークとの付き合い方のパターン
2.4 ストラテジック・フレームワーキング

第3章 ITサービスの提供と運用におけるフレームワーク

3.1 ITILを支えるプラクティス
3.2 トランスフォーメーション達成に向けたフレームワーキング
3.3 フレームワークの現在の動向

第2部 導入に成功した各社の取り組み

第4章 継続性を考慮したITサービスマネジメントの構築①

〜サービスの時代
東京海上日動システムズ株式会社 4.1 サービスとは何か
4.2 「運用」を「ITサービス」と捉える

第5章 継続性を考慮したITサービスマネジメントの構築②

〜ITサービスを定義し設計する
東京海上日動システムズ株式会社 5.1 フレームワークとの向き合い方
5.2 起点はサービスの見える化とSLA
5.3 サービス設計・構築・テストには開発と運用の連携が不可欠
5.4 非機能要件の定義がサービス設計の鍵

第6章 継続性を考慮したITサービスマネジメントの構築③

〜今、改めて考えるITサービス継続性
東京海上日動システムズ株式会社 6.1 東京海上日動システムズのITサービス継続性管理
6.2 東日本大震災時のプロセスコントロール
6.3 運用現場のサービス品質を上げるプロセス
6.4 重要性が高まるアウトソーサとの関係を管理する

第7章[*] サービスマネジメントを実現するための5つのステップ 〜ドラッカー流サービスマネジメント導入アプローチ KVH株式会社

7.1 ITILサービスマネジメント導入の経緯
7.2 ステップ1:経営者のコミットメントを得る
7.3 ステップ2:マネジメントで必要なマイルストンをプロジェクトに盛り込む
7.4 ステップ3:プロセス構築の第一歩として全体的な情報の流れを整理する
7.5 ステップ4:体系的な人材開発プログラムでリーダーシップを発揮できる人を育てる
7.6 ステップ5:コーポレート・ガバナンスへ組み込む
7.7 ITILサービスマネジメント導入における重要成功要因
7.8 ITILサービスマネジメント導入効果と苦労したこと
7.9 まとめ

第8章 ITサービスマネジメントシステムの構築/活用による運用サービス品質改善 パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社

8.1 当社の概要
8.2 ITSMS構築プロジェクトの発足
8.3 当社ITSMSの構成
8.4 現場への定着活動
8.5 ITSMS導入による効果
8.6 継続的改善活動
8.7 おわりに

第3部 これからのITサービスマネジメント

第9章 DevOps 〜開発と運用のランデブー

9.1 DevOpsとは
9.2 開発方式による変更の特徴
9.3 「DevOps」に対する「従来のIT運用」の課題と短期的な対応要件の整理
9.4 DevOps対応への具体的なアプローチ
9.5 従来のIT運用とDevOps ― 今後の展望

第10章 サービス・ポートフォリオとサービスカタログの進化

10.1 サービス・ポートフォリオとサービスカタログとは
10.2 サービス・ポートフォリオ、サービスカタログの作成手順
10.3 運営のポイント
10.4 今後の展望
用語集
参考文献
索引

column

セルではなくマトリクス視点を持とう
DevOpsとは
非機能要求グレード
アプリケーションオーナー制度
BYODと運用管理

本書は付属データの提供はございません。

お問い合わせ

内容についてのお問い合わせは、正誤表、追加情報をご確認後に、お送りいただくようお願いいたします。

正誤表、追加情報に掲載されていない書籍内容へのお問い合わせや
その他書籍に関するお問い合わせは、書籍のお問い合わせフォームからお送りください。

利用許諾に関するお問い合わせ

本書の書影(表紙画像)をご利用になりたい場合は書影許諾申請フォームから申請をお願いいたします。
書影(表紙画像)以外のご利用については、こちらからお問い合わせください。

追加情報はありません。
正誤表の登録はありません。

感想・レビュー

じゅん さん

2019-04-30

ITサービスについては資格勉強で学んだ程度しか知識が無いため、なかなかすんなりとは理解することができなかった。しかし、組織の運営を何らかの形で指標化して確実に改善する道筋をつけると言う点では非常にためになった。現業をこなしつつ、この中で紹介されているような改革を進めていくためにはトップから末端までがその意味合いを理解して一時の負担増と不満を受容できるようにすることが何よりも大切であろう。自らの思いつきや経験則だけで変革を進めるようなリーダーにはぜひこういう本を読んでもらいたいものである。

mitojkovic さん

2015-05-08

ITILの活用ノウハウを得るために読了。サービス導入に向けた、サービストランジションを深掘りしたい。

ジキル さん

2014-10-21

導入事例がいろいろあって、ポイントをその時々で読み返したくなると思う。ただ、もうちょっと具体例が欲しい気もする。細かい部分は社外秘というか、その現場に合わせて、自分で考えろということでしょうね。