情報の法社会学 オンデマンド印刷(名和 小太郎 鈴木 正朝)|翔泳社の本
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情報の法社会学



形式:
オンデマンド印刷
ISBN:
9784798163468
価格:
1,980(本体1,800円+税10%)
仕様:
四六正寸・120ページ
レーベル:
Shoeisha Digital First
シリーズ:
情報法オーラルヒストリーシリーズ

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【情報法はいかにして生成され、展開(または迷走)しているのか?】
情報法は、戦後のコンピューターの登場と発展を背景に生まれてきた
新しい法分野であり、新しい技術の登場と社会の変化の中で、新たな立法が
求められてきた分野でもある。

憲法、行政法や民事法、刑事法などの伝統的法分野のような
法解釈学を中心とした部分もあるが、それだけではなく、情報を規律する
制定法が生成されている途上でもあることから、常に立法政策にも
目配りをせざるを得ないという特徴をもっている。

【情報法オーラルヒストリーについて】
本シリーズは、今日の情報法をかたちづくることに貢献した人々に、
時代背景等を振り返りながら様々なエピソードを含めて話をうかがい、
法及び情報通信技術に関わるキーパーソンの物語(ナラティヴ)を伝え、
時代の声を残すことを目的として企画された。

それぞれの話もさることながら、シリーズを通して、相互に絡み合うことで、
戦後の日本の情報化についてより深く理解することを意図している。本書は
情報法オーラルヒストリーの第1弾となる。名和小太郎氏の談話を収録している。

【名和小太郎氏について】
名和氏は、汎用機が戦後開発され産業として成立するまさに黎明期から
コンピュータに携わってきた。今日、プログラマーやシステムエンジニア、
プロジェクトマネージャーと称される職業の草分けであり、大学に移られてからは、
情報技術と法の架橋をなす研究者としての草分け的存在である。
名和先生のビジネスパーソン及び研究者としての60年をうかがうことは、
日本のシステム開発と情報法制の歴史の一端を知る貴重な機会となる。

まえがき
名和小太郎先生について

第1章 コンピューターの黎明期
第2章 コンピューター導入と労働問題
第3章 個人番号の萌芽
第4章 公衆回線を使ってネットワーク構築…自由化前に
第5章 郵政省が作った地下委員会
第6章 国立大学初の「法情報学」(情報法)開講
第7章 良いシンクタンクの条件
第8章 コンピューターの歴史で語られないユーザー
第9章 保守作業の重要生
第10章 ソフトウェア工学
第11章 土光臨調
第12章 情報法、著作権法との関わり
第13章 データプライバシー、そして標準化
第14章 情報倫理と情報処理学会
第15章 非専門家として

参考文献
名和小太郎著作リスト
あとがき
編/聞き手

本書は付属データの提供はございません。

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