暗号の秘密とウソ(Bruce Schneier 山形 浩生 山形 浩生)|翔泳社の本
  1. ホーム >
  2. 書籍 >
  3. 暗号の秘密とウソ

暗号の秘密とウソ


翻訳
原著

形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784881359969
定価:
3,080(本体2,800円+税10%)
仕様:
A5・600ページ

セキュリティは製品じゃない。プロセスだ。

完全なシステムはありえない。どんなテクノロジーも、「究極の答え」なんかではあり得ない。実世界では、セキュリティはプロセスに関わってくる。セキュリティは製品じゃない。それ自体がプロセスなのだ。だから、デジタルシステムのセキュリティを高めたいなら、プロセス構築をはじめるしかない! セキュリティ問題を技術で解決できると思っている人は、問題もわかっていないし、技術もわかっていない。本書はそういうセキュリティ問題と、技術の限界、そしてその解決法についての本だ。

本書は付属データの提供はございません。

お問い合わせ

内容についてのお問い合わせは、正誤表、追加情報をご確認後に、お送りいただくようお願いいたします。

正誤表、追加情報に掲載されていない書籍内容へのお問い合わせや
その他書籍に関するお問い合わせは、書籍のお問い合わせフォームからお送りください。

利用許諾に関するお問い合わせ

本書の書影(表紙画像)をご利用になりたい場合は書影許諾申請フォームから申請をお願いいたします。
書影(表紙画像)以外のご利用については、こちらからお問い合わせください。

追加情報はありません。
正誤表の登録はありません。

感想・レビュー

absinthe さん

暗号学者で、有名な暗号TWOFISHの開発者でもある。セキュリティは技術だけでなく人間の努力のたまものでもある。技術的でない人為的な失敗によるセキュリティの破たんが以下に多いか教えてくれる。かつての様々な事例が興味深い。 --- TWOFISHは、AES候補だったが惜しくも3位で落選。しかし高速で筆者は好んで使用した。

roughfractus02 さん

2018-05-14

著者は防御について、ユーザには時間稼ぎ、クラッカーにはチャレンジだ、という。セキュリティを時間的プロセスに重点を置いて捉え直す本書は、絶対など存在しないセキュリティ社会を防御、検知、対応の3つのプロセスから描く一方、暗号技術自身の精度に過度に依存すると人的なソーシャルエンジニアリングによってセキュリティが破られる点にも言及する。インターネットだけでなく、依然日常を占めるマスメディアも「敵」として分類し、「標的に対する競争優位には関心がない。「ニュースになる」お話に興味がある」「産業スパイ」と呼ぶのがいい。

concreteseijin さん

2018-01-31

人から感謝される行為 が自分の正しさや生き方を万力化してくれてる。自己満ならぬ他者満。