ブランドは広告でつくれない(Al Ries Laura Ries 共同PR株式会社)|翔泳社の本
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ブランドは広告でつくれない



監修

形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798103730
定価:
1,980(本体1,800円+税10%)
仕様:
四六・376ページ
カテゴリ:
経営・マーケティング
キーワード:
#経営,#起業・開業,#人材・組織,#ビジネス教養

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最初にPR、その次に広告。
もう、誰も広告なんて見ていない。まずはPRで信頼を勝ち得よ!

本書は、新製品の市場導入時のブランド構築に関わる広告とPRの役割と機能-つまりブランド・コミュニケーションに焦点を絞って書かれたものであり、広告及びPRの一般論が語られている訳ではない。
著者の意図するところは、ブランド構築にあたっては、消費者の信頼獲得と購入動機づけが最大要件であって、この点に関し、広告はさまざまな要因から不適格となっている。PR(パブリシティ)こそがそれをなし得るコミュニケーション手段なのだ。-というものである。いまや広告優位の時代は去り、マーケティングは”PR新時代の到来”を迎えたという主張である。
(監修者あとがきより)

第1部 広告の衰退

第1章 広告とセールスマン
第2章 広告とアート
第3章 広告とクリエイティビティ
第4章 広告と広告賞
第5章 広告とブランド認知度
第6章 広告と売上
第7章 広告とドットコム企業
第8章 広告と信頼性
第9章 新しい媒体を求めて

第2部 PRの台頭

第10章 第三者の力
第11章 PRで新ブランドを構築する
第12章 PRで既存ブランドを再構築する
第13章 信認を獲得する
第14章 ブランドを世に送り出す
第15章 教育関係のブランド構築
第16章 観光地のブランド構築
第17章 酒類のブランド構築
第18章 PRを左右するスポークスパーソン
第19章 ライン・エクステンション(姉妹品)について
第20書 ネーミング

第3部 広告の新しい役割

第21章 PRがブランド構築、広告が維持
第22章 路線を踏みはずさない
第23章 全機能を稼動させる

第4部 広告とPR-その違い-

第1章 広告は北風、PRは太陽
第2章 広告は立体的、PRは直線的
第3章 広告はビッグバン、PRはスロービルディング
第4章 広告は映像、PRは言葉
第5章 広告は誰にでも、PRはキーパーソンに
第6章 広告は自己管理型、PRは他人依存型
第7章 広告は短命、PRは長寿
第8章 広告は高価、PRは安価
第9章 広告はライン・エクステンション、PRは新ブランド
第10章 広告は既存ブランド名向き、PRは新ブランド名向き
第11章 広告はおかしく、PRはまじめ
第12章 広告は非創造的、PRは創造的
第13章 広告は信頼されない、PRは信頼できる
第14書う 広告はブランド維持、PRはブランド構築

第5部 あとがき

マネジメントの方々へ
広告業の方々へ
PR界の方々へ
監修者あとがき

本書は付属データの提供はございません。

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最終更新日:2012年04月20日
発生刷 ページ数 書籍改訂刷 電子書籍訂正 内容 登録日
1刷 036
後ろから2行目
3刷
ブランドの購入促す
ブランドの購入促す
2003.03.14
1刷 157
10行目
3刷
妥当
打倒
2003.03.14
1刷 243
3~4行目
8刷
反対にIMB PCについては、
反対にIBM PCについては、
2012.04.20
1刷 365
3行目
8刷
予算取りをし、
予算取りをし、
2012.04.20

感想・レビュー

このこねこ@年間500冊の乱読家 さん

2021-08-29

⭐⭐⭐⭐ これは良書。 信頼なしに広告をばら撒いても無意味。まずは信頼を得るべし。 20年近く前の本ですが、ネット上での広告が乱立している今こそ読むべき一冊かも。フリーミアムなどで、信頼がなくても試しやすくはなっていますが、本質は変わらない気がします。

suzuki s さん

2018-09-09

オーディオにて。 広告とPRは別の物。 広告は信憑性が疑われている。だからいくら優れた広告を打ったとしても、新しいイメージを定着させるのは難しい。 だからこそ、PRを行って、第三者に紹介して貰う必要がある。 ブランドというもののイメージがなんとなく理解できた。

ya1964 さん

2013-08-09

あとがきにあるように、コーポレートPRや商品PRでなくマーけティングPRについて語った翻訳本。その後日本で急激に浸透した戦略PRの構築方法につながるものを感じた。モノは認知され理解されてから売れるという旧来の広告理論はあくまで王道理論と思うが、どうじに人が動くのはそれだけではなくその人のいる場の雰囲気やそれをその人がどう感じるかといった事も重要で、そこにPRの果たすべき役割はあるのではないかと思いました。