インバウンドビジネスや接客業に効く「おもてなしの極意」を「パターン・ランゲージ」の第一人者、慶応大学の井庭崇教授とホテルや飲食店、施設のプロデュースのプロ集団であるUDS社の中川敬文が解説。
井庭教授とUDSのホテル・飲食店舗の運営メンバーが日々実践しているおもてなしの実例を調査・分析し、28のパターンに分類してまとめました。
これからのインバウンド時代を視野に入れ、これまでの日本のおもてなしをアップデートさせた「創造的おもてなし」により、ビジネスマンにも活用できる心得を理解できる本です。
コンシェルジュ界を代表する存在である阿部佳氏、インバウンドビジネスの第一人者である村山慶輔氏との座談会も収録。飲食店・ホテルなどの接客業・観光業の方、集客型のビジネスを行う方、地域の活性化やまちづくりに関わる方など、「お客様をお迎えする」ビジネスに関わる方におすすめします。
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(翔泳社)
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Mikio Kitayama さん
2019-07-25
観光関連ビジネスはインバウンド需要を吸収しないと生き抜けない時代になってきたが、この本ではおもてなしデザイン・パターンというワークショップによるおもてなしデザインをつくる。一番心に残ったのは相手の立場でなく、気持ちになること。
ぴさこ さん
2020-02-23
『もてなす(持て成す)』の語源を紐解くと『持て』は、「意識的に」「心で大切にして」『成す』は、「事を成し遂げる」「生み出す」だという。つまり、意識して何かをする・生み出すことであり、自分で考えることや、発想的や工夫を大切にすることが求められる。その結果自分たちのおもてなしによって、お客様に、満足を超えて称賛されるくらいの素晴らしい経験を提供することができれば、お客様の人生に彩りを添えるものになりうる。そしてそのことは、自分たちの仕事の意義と誇りを高め、さらなるおもてなしを生み出していく力になる。
motoki fujitani さん
2020-02-03
企画のファーストステップを教えてくれるような本であった。パターンランゲージを見事に展開できており、1つ1つのパターンは秀逸。